矯正ではなくオールセラミックで引っ込んだ歯の治療|「美」と言う視点を優先した歯の治療をお探しならば、しらゆり歯科

矯正ではなくオールセラミックで引っ込んだ歯の治療

若くてとてもきれいな女性が新幹線ではるばる福岡まで来られました。
上の1本引っ込んでいるの前歯矯正ではない治療を希望されていました。少し八重歯気味なこと、下の前歯も少し伸びて揃っていないこと、写真右サイドの噛み合わせで歯が摩耗しやすい状態なこと、などなど全体的に矯正で治される方がきれいに仕上がると説明しました。
また引っ込んでいる歯を前に揃えた歯を作る時に少なからず歯を削る必要があること、場合によっては神経の治療が必要になることがあること、その部分の歯磨きもしずらい状態は変わらないことなど、セラミック治療のメリット・デメリットについてもお話しました。


66のコピー.jpgのサムネール画像case2.jpgお話を伺うと、ご自身はもう長いこと悩まれていて、すごく調べられていて、いろんなクリニックを探したり相談にも行かれているようでした。「セラミックの治療は地元や近隣のクリニックでも行っているので、わざわざ遠い福岡まで通われて治療することに迷いはありませんか?」 というお話もしましたが、当院での治療を決意されました。

1時間ほどの相談の後、その日に治療を開始しました。新幹線だけでも2時間弱かかる距離なので、通院を可能な限り少なくするために、もちろん歯のためにも、極力削らず、神経を取らないようないように歯の形を整え、型取り、仮歯の作製まで行い、次回に装着できるようにしました。

治療前後の状態です。


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歯の位置も歯ぐきの位置も自然な感じに仕上がりました。ご本人は仮歯の状態のときでさえ、喜ばれている様子がインスタで見受けられました。

染みたり痛むこともありませんでした。私的には治療した歯以外の部分にどうしても視線がいってしまうのです。隣の犬歯が長い(反対側は短いなど)。追加処置としては治療した歯の反対側の同じ場所の歯が暗い(神経の無い歯)のウォーキングブリーチと歯ぐきのピーリングもやっていきたいと思っています。

こちら側がベストだと思う治療と患者さんがベストだと思う治療が違うこともままあります。どちらかに偏るのではなく十分な状況を説明するとともに患者さんの悩みや思いを受け止めて、お互いに最善の選択ができれば一番だと思います。
「歯をきれいにすることだけが目的ではなく、患者さんの悩みが解決できて自信が持てるような笑顔になっていただける」そんな仕事を目指しています。

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治療後にはたいへんごていねいなお手紙と銘菓をいただき感動しました。メール相談からのやり取り、カウンセリング時の応対、話し方、丁寧な文章、若い女性なのにしっかり考え行動されていました。こんな風にお子様を育てられた御両親はどんなに素晴らしいん方たちなんだろうと自分自身反省させられました。不思議なご縁でしたが、少しでもお役に立てられていたなら、私自身もすごく勇気づけられ逆に心より感謝を申し上げたい気持ちになりました。こちらこそありがとうございました。