歯並びの相談 その10 出っ歯の矯正+歯が少ない|「美」と言う視点を優先した歯の治療をお探しならば、しらゆり歯科

歯並びの相談 その10 出っ歯の矯正+歯が少ない


今回も出っ歯で悩まれている若い主婦の方です。
正面左の前歯が飛び出して、右の前歯とふぞろいの状態です。さらにその右側には、本来あるべき2番目の歯(側切歯)がなく、大きな犬歯が並んでいます。犬歯も完全には出てなくて、歯ぐきの位置もかなり高くなっています。
下から見ると出っ歯が一目瞭然です。歯の先端の線がつながってなく凸凹しています。右側の犬歯もねじれて、ほぼ正面を向いて目だっています。⇔で示した歯並びの幅が狭くなっているのが一番の原因です。
今回は矯正によって、出っ歯ねじれた犬歯の向きを治していきました。治療後の状態です。歯の高さや歯ぐきの位置もよくなってきました。ねじれた犬歯は本来あるべき側切歯のように形態を修正しましたが、どうしても幅が大きいので完全に左右対称とはいきませんでした。ただ治療前とは明らかに見ばえがよくなり、満足していただけたようです。
下から見た状態も治療前とは格段に変わりました。
横から見たときの出っ歯の具合の治療前後の変化です。
下の前歯や奥歯も気になるところですが、患者さんの希望で上の前歯だけの治療となりました。オールセラミックによる出っ歯の治療では歯ぐきのラインを整えることは簡単ではありません。矯正で歯が本来の位置にきれいに並ぶと自然に歯ぐきのラインもそろっていくため、今回は矯正治療がいい選択であったと思います。
しろもとデンタルクリニック福岡院