歯並びの相談 その6 (歯列狭窄による出っ歯の治療)|「美」と言う視点を優先した歯の治療をお探しならば、しらゆり歯科

歯並びの相談 その6 (歯列狭窄による出っ歯の治療)


歯列狭窄によるさまざまな歯並びの異常について書いてきましたが、今回は出っ歯です。
正面から見た感じではあまり問題ななさそうですが、上の真ん中の2本が少し出てねじれているようです。奥歯はきれいに並んでいるように見えます。

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AKB48  大島優子さんも同じような感じで、若い女性に結構多く見られます。

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詳しく見てみると、その前歯の方向がハの字型に開いています。下の歯は☆部分の歯が2本もともとなかったそうです(先天性欠損歯)。上下の歯の中心もずれています。

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下から見てみると、歯並びの状態がよくわかります。前歯は結構ねじれて前にはみだしています。前歯以外の歯は比較的きれいに並んでいますが、左右の幅が狭くなって、前歯2本がおさまるスペースが不足しています。


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今回は、部分矯正で治療を始めました。まずは原因となっている歯列狭窄を改善させていきます。そのための拡大床装置(取り外し式の入れ歯のようなもの)を装着しました。中央の回転装置の部分を回すことで拡大床装置が左右に広がっていきます。今回は左右で5mm程広げていく予定です(5ヶ月間の予定)。こうしてスペースができると出っ歯は少しずつ改善していきますが、最終的にはマウスピースかワイヤーで仕上げ作業をしていきます。

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装置をはめて正面から見た様子です。ほとんど目立ちませんね。少し話しにくいのが難点ですが、気軽にできる矯正方法のひとつです。

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