差し歯(かぶせ物)の色が気になる|歯を白くしたい。歯並びを矯正したい。歯の形が気になる。などお客様からよく頂く相談事例

差し歯(かぶせ物)の色が気になる

「以前に治療した歯が浮いて不自然に見える」
「せっかく保険外で治療したのに、その歯の色が気に入らない」
「透明感のある自然な白さにしてほしいんです!」


このように以前治療した差し歯に満足をされていない方が多くいらっしゃいます。
みなさんは「透明感や艶のある自然な白い歯」を希望されています。

金属を使わないオールセラミッククラウンで自然できれいな歯になります。
保険の差し歯をきれいにしたい
「以前、保険診療で治療した前歯の色が不自然なので、金属を使わないオールセラミックに作り替えたい」と希望する40代の女性です。表と裏側から見た状態です。着色し、透明感の少ない歯で、歯ぐきの部分も少し黒く変色しています。
冠と中の金属の土台をはずした時の歯の根の部分です。金属による着色がみられます。また、両隣の歯の横側に虫歯が隠れていたので修復しました。オールセラミッククラウンの透明感と自然な色合いを引き出すために、炭素繊維でできたファイバーコアで白い土台を作ります。それから歯の形を整え、シリコンで精密印象をします。
完成したオールセラミッククラウンです。
治療期間 約1ヶ月
素材 オールセラミッククラウン
治療部位 1歯
治療費用 129,600円
セラミックの差し歯の色と形が気になる
マスコミ関係の仕事をされている30代の女性です。「10年間に3回セラミックの治療を繰り返したが、歯の色や形がしっくりきません。歯ぐきも黒ずんでいるし、腫れやすい、これって仕方がないのでしょうか?」
まずは、仮歯で形態を整えて歯の形を見ていただきました。白い歯がご希望なので差し歯以外の歯のホワイトニングをしました。歯ぐきの黒い部分は金属イオンが染みこんでできたタトゥーです。同じことがまた起こらないように金属の土台をファイバーコアに替え、最終的にオールセラミッククラウンで仕上げました。
治療期間 約2ヶ月
素材 オールセラミッククラウン
治療部位 2歯
治療費用 129,600円×2歯
セラミックの差し歯の色と形が気になる
30代の女性です。差し歯がぐらついて、脱離することが多くなったので、新しく作り直すことにしました。これを機に、歯の色、透明感、形態、歯ぐきの黒ずみなどをすべて解決することにしました。歯ぐきの処置をした後、ファイバーコアとオールセラミックラウンで治療しました。写真左側に見える神経の無い歯が黒く変色していたので、歯の内部からホワイトニング(ウォーキングブリーチ)を行なっています。
以前、保険で治療した歯の色が不自然なのと出っ歯なので気になる
前歯を保険で治療する場合、強化プラスチックで作られますが、十分な透明感や艶が強度はえられません。またオールセラミッククラウンと違って金属を使うため、歯ぐきの部分の黒ズミの原因となってしまいます。前歯の形と出具合を変えて色を自然な感じに仕上げました。
治療期間 約1ヶ月
素材 オールセラミッククラウン
治療部位 3歯
治療費用 129,600円×3歯
オールセラミッククラウンの解説
セラミックの内面に金属を使うメタルボンド(従来型のセラミック治療)は、光沢や艶はあるものの、金属色を遮断するために透明感が出にくくなっています。
白くて自然な透明感のある歯にするには、金属をまったく使わず、元々の歯の構造に類似した素材を使って、適度な透明感を維持し、中の土台(ファイバーコアや象牙質)の色と調和させていきます。金属を使う治療では歯ぐきの黒ずみの原因にもなりやすいのです。
「透明感」と「白さ」が相反するものです。エネメル質の透明感と象牙質の微妙な色合いと硬さをオールセラミッククラウンは持っています。
もちろん、単にメタルボンドをオールセラミッククラウンに作り替えれば良いというものでもありません。歯が持つ微妙な形態やグラデーションの再現、奥歯を含めた噛み合わせのバランスや、精度の高い治療作業なども重要な要素です。
昔のセラミックだけで作られたかぶせ物は、欠けたり、割れたりする強度の問題がありましたが、オールセラミッククラウンでは十分な強度が得られるようになりました。さらにジルコニアセラミックスの登場やCAD/CAMの技術の進歩で理想的な形態を精密に作れるようになりました。

オールセラミッククラウンの治療
治療方法 オールセラミッククラウン
ジルコニアクラウン
治療回数/期間 基本的に3回/1ヶ月
治療費用 オールセラミッククラウン 1本129,600円
ジルコニアクラウン 1本162,000円